装置について〜取り外しと固定式〜

 矯正にはいろいろな装置があります。いろんな分類の仕方が成立すると思います。例えば取り外しができるもの、できないもの。装置が目立つもの、目立たないもの。患者さんからはこの2つの観点から質問をうけるとこが非常に多いです。この2つの観点、「取り外しができるのかどうか」 と 「装置が目立ってしまうのかどうか」というのは患者さんにとっては大変重要な問題であると思います。

 取り外しについては、お子さんが治療を始めるときにお母様やお父様が心配されることが多いです。取り外しができない装置ではこどもが可愛そうだということをおっしゃる場合もあります。私の場合は第一選択としては、患者さんに固定式の装置をすすめることがほとんどです。もちろん患者さんの強いご希望があれば取り外しの装置で行なうことが出来る場合はそういう選択もできます。でも、なぜ固定式が第一選択なのでしょうか。これは治療効果がより確実であるというのが第一の理由です。取り外し装置の場合、その装置を使ってくれなくては絶対に治療はすすみません。歯磨きの問題を気にされる方もいらっしゃいますが、経験上小学生になれば装置がついていても練習をすれば歯磨きは充分に出来るようになりますし、装置の違和感はすぐになくなってしまいます。違和感についてはむしろ取り外し装置の方がいれたときの違和感が大きいという場合も少なくありません。こどもにしっかり歯磨きをさせるか、それとも装置をしっかりいれさせるかの二択に成るわけですが、どっちがこどもに言いやすいかといえば、固定式の場合違和感はすぐに減ってしまいますから、やはり歯磨きをしろという方がこどもも納得しやすいのではないかと思います。

  • ページのトップへ戻る