MFT学会へ参加してきました

MFT学会へ行ってきました

10月16日・17日に有楽町朝日ホールで開催された第７回日本口腔筋機能療法（MFT）学会学術大会に参加してきました。

MFTとは舌や口腔周囲筋の不調和を筋肉の訓練により調和のとれた口腔環境に改善する指導法のことです。（当院では開咬・上顎前突の患者さんなどに指導を行うことが多いです）

そのMFTに関する講演やポスター発表、他院のスタッフとの情報交換ができたりと、とても充実した内容の学会となっています。

１日目ではラウンドテーブルディスカッションといって、１グループ10人前後の歯科衛生士・歯科助手の方が集まり、他院ではどのようにMFTを行っているかなどの情報交換や話し合いの場が設けられ、そちらに参加してきました。私が参加したグループでは「MFTの適用となる患者さんとならない患者さんとの違いはどのように決めていますか？」ということが議題にあがり、歯科医院により様々な意見がありました。

２日目は当医院長が「改めて考えよう矯正歯科医院におけるMFT」というテーマで講演しました。その中にMFTを適用とする患者さんについてのお話があり、前日に私たちが話し合っていた内容に当てはまっていて、講演を聞いた同じグループだった方々にはとても参考になるお話だったと思います。

学会に参加し、改めてMFTの奥深さと難しさを知り、より勉強し、さらに技術を習得していかなくてはいけないと強く感じました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歯科衛生士　冨田