矯正治療中の食生活について
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矯正治療中の食生活について
当院ではむし歯予防のために矯正治療前のすべての患者さんに唾液検査と、歯磨き指導を行なっております。その際、食事中の注意事項などもお話ししております。
例えば、矯正器具を壊さないために、食べ物をがぶっとかじらない、粘着力の強い食べ物は控える、必ず口に入る大きさに切って奥歯でよく噛んで食べるなどの注意点です。
おやつにも注意が必要です。子どもたちに人気のおやつは、スナック菓子、クッキー、ケーキ、菓子パンが多いです。これらに共通するのは原料がでんぷん質(米・小麦粉・とうもろこし・芋など)であるということです。でんぷん質は粘着性がありベタベタと歯や装置にくっつくので、しっかり歯ブラシで取り除くことが重要です。食事の後もおやつの後も歯磨きの時間をぜひ作ってください。
飲み物については、スポーツ飲料、炭酸飲料、乳酸菌飲料とさまざまな飲料水が出回っていますが、このような甘い飲料水には糖分が多く含まれています。決して飲みっぱなしにしないで、飲んだ後はお水で口をブクブクとゆすいでください。おやつや糖分を含んだ飲料水は時間を決めてとるようにしてください(ダラダラ食べたり、飲んだりするとむし歯になる率が高くなります)。
3度の食事と時間を決めたおやつ、バランスのよい生活がむし歯予防につながります。
歯科衛生士 阿部