症例詳細
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10代女性「下の 12歳臼歯が生えてこない」ワイヤー矯正で治療した症例
年齢 | 10代(高校3年生) |
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性別 | 女性 |
主訴/ニーズ | 「下の 12歳臼歯(親知らずより一つ手前の奥歯)が生えてこない」とのことでご相談いただきました。近隣の歯科医院からのご紹介でした |
診断詳細 | 拝見したところ、確かに 12歳臼歯が生えていませんでした。初診時が 10代後半 の患者様でしたので、生えるのはかなり遅い状態でした。 また、前歯がすきっ歯、かつ前側に歯が倒れているのが確認できました。おそらく舌が歯を強く押している状態と診断しました。 |
治療内容 | 上顎の両側第一小臼歯と下顎の第二小臼歯を抜歯した後、歯科矯正用アンカースクリュー を用いて歯の移動を行いました。口腔筋機能療法を用いて舌の癖を治しつつ、口元全体の改善と、治療後の安定を試みました。 |
費用 | 基本施術料:30万円 装置料:マルチブラケット装置 40万円 保定装置:8万円 別途検査料:(術前59,800円 術後19,000円) 口腔衛生指導料:5,500円 処置料:5,000円×36回 |
期間 | 約3年 |
院長コメント | 下顎については第一小臼歯と、第二小臼歯どちらを抜くかを検討した症例です。12歳臼歯が出てこないとのご相談でしたので、奥歯を少し前に持ってきて、12歳臼歯の萌出のためのスペースを作るため にも5番目の歯を抜いてスペースを確保して治療を進めました。この場合口元の改善には不利にはなりますが、結果として第二大臼歯の萌出スペースの確保と口元の改善の両方を達成できた症例です。 |
治療のリスク等 | ・歯を動かす場合、まれに歯の根が短くなることがあります ・歯を動かす場合、噛み合わせが変わるため、まれに顎の関節の音がしたり痛くなることがあります ・歯みがきが悪い場合はむし歯になることがあります ・保定装置を入れていない場合は歯並びは元の状態に戻ることがあります ・親知らずが生え、歯並びを押して悪くする場合は抜歯する必要があります |
術後の経過・現在の様子
患者様には口腔筋機能療法にしっかり取り組んでいただけたため、問題なく治療が進行しました。 治療後半には、上前歯の見える範囲が狭いのが気になるとのご相談もあり、 最後の微調整も行っています。
院長
高橋 滋樹世界でもっとも伝統があるTweed philosophy(ツイード・フィロソ フィー)に基づく治療を実践。2015年には、アメリカのTweed philosophyスタディコースでインストラクターを取得し、ツイードテ クニックをマスターしています。