症例詳細
- 秦野の矯正専門開業医院「高橋矯正歯科医院」TOP >
- 症例一覧 >
- 反対咬合(受け口) >
- 20代男性「前歯の噛み合わせを治したい」不正咬合をワイヤー矯正で治療した 症例
20代男性「前歯の噛み合わせを治したい」不正咬合をワイヤー矯正で治療した 症例
年齢 | 20代 |
---|---|
性別 | 男性 |
主訴/ニーズ | 「前歯の噛み合わせを治したい」とのことで近隣の歯科医院からご紹介いただきました。 |
診断詳細 | 拝見したところ、手術の可能性があるほどの不正咬合(歯並びや噛み合わせの状態が良くない)でした。 また、噛み合わせる際に、前歯の当たり方が原因で、患者様には自然と下顎を前にずらして奥歯を噛み合わせるクセがついていました。 そのためものを咬むときなど顎を前にずらして咬む状態となっていました。 |
治療内容 | 一見するとこのような不正咬合症例は手術適用ですが、前歯のあたりを治すことで手術なしでの治療が可能であると判断したため、患者様のご負担も考慮して手術をしない方法もご提案しました。 結果的に手術をしない方針で治療となりました。 |
費用 | 基本施術料:30万円 装置料:マルチブラケット装置40万円 保定装置8万円 別途検査料:術前59,800円 術後19,000円 口腔衛生指導料:5,500円 処置料:5,000円×61回 |
期間 | 約5年程度 |
院長コメント | 専門的には、前歯での早期接触の症例です。これは口を閉じる際に前歯が他の歯より著しく早く接するので、それを回避しないと奥歯があたらない状態になります。この患者さんの場合、それを下顎を前に出すことで回避していたため、このようなかみ合わせになりました。また、かみ合わせも通常よりも深く噛み合わせる状態でしたので、かみ合わせを浅く仕上げるようにすることで、下顎の後退もはかることができました。良い診断と患者さんの理解があり良い結果に導けた症例です。 |
治療のリスク等 | ・歯を動かす場合、舌癖が出現して噛み合わせが安定しないときは舌癖のトレーニングが必要になります ・歯を動かす場合、まれに歯の根が短くなることがあります ・歯を動かす場合、噛み合わせが変わるため、まれに顎の関節の音がしたり痛くなることがあります ・歯みがきが悪い場合はむし歯になることがあります ・保定装置を入れていない場合は歯並びは元の状態に戻ることがあります ・親知らずが生え、歯並びを押して悪くする場合は抜歯する必要があります ・下の前歯が少し内側に傾斜し、おとがいの突出感が残ります ・舌癖が治らない場合はかみ合わせが安定しにくいことがあります ・舌癖が治らない場合は上下の前歯の間にスペースが開くことがあります |
治療経過
やはり簡単な治療ではなく治療期間はながくなりました。治療後半は遠方からの通院でしたが、きちんと通っていただけたため、問題なく治療が完了しました。 噛み合わせも正常となり、現在も後戻りをしていません。
院長
高橋 滋樹世界でもっとも伝統があるTweed philosophy(ツイード・フィロソ フィー)に基づく治療を実践。2015年には、アメリカのTweed philosophyスタディコースでインストラクターを取得し、ツイードテ クニックをマスターしています。