第77回日本矯正歯科学会学術大会に行ってきました。
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第77回に本矯正歯科学会学術大会に行ってきました。
10月31日から11月1日まで、パシフィコ横浜で開催された「第77回日本矯正歯科学会学術大会」に行ってきました。私は、二日目の日韓ジョイントミーティングと、三日目のドクター&スタッフセミナーに参加しましたので、この場をお借りして少しお話ししたいと思います。今年の大会は、「みんなと明るいみらいの矯正歯科医療」をメインテーマとした講演、セミナー、ディスカッション、症例報告、展示発表など様々なプログラムが企画されていました。
国立大ホールにて行われた日韓ジョイントミーティングでは、日韓4人の先生方が交互に講演を行いました。その中で、当医院長は「上下顎前突症の治療における側貌の改善と機能的安定について」というテーマで、矯正治療における側貌(横から見た口元)の改善について症例を交えた講演をしました。最先端の臨床と研究による難しい内容でしたが、高い評価を受けた当医院長の講演を聴き、とても刺激を受けました。
三日目、スタッフ&ドクターセミナーでは、「女性の歯科専門職が目指すもの」をテーマとして、一般歯科医、歯科衛生士、矯正歯科専門医、それぞれの分野の女性医療者の講演を聴きました。講演では、歯科医療は患者さんの口腔内の健康を長期的に支えるものであること、患者さんと長くお付き合いする中で、女性医療者ならではの視点からサポート、ケアすること、また患者さんや保護者と寄り添いながら行うMFT(口腔筋機能療法)の経験、装置を付ける前のブラッシング指導の重要性などが話されました。
この講演を聴き、矯正歯科で働く歯科衛生士として、患者さんの歯科健康管理に深く関われる喜びや責任感が強まりました。またブラッシングによってむし歯や歯周病を予防することの重要性を再確認できたことも大きな収穫であり、さらに努力していきたいと感じました。
歯科衛生士 安居院