かつては、「矯正治療は子供がやるもの」というイメージが強くありました。しかし最近では、大人になってから「長年悩んできた歯並びの乱れをきれいにしたい」と、成人矯正に興味を持つ方が増えています。

大人の矯正治療には年齢制限はありません。おいくつになっても始められますので、秦野市の「高橋矯正歯科医院」までご相談ください。

正面からの見た目だけではなく、横顔のラインを気にされる患者さまも少なくありません。一般的に、横顔の鼻の先と顎の先端を結んだラインを「Eライン（エステティックライン）」と呼んでいます。このライン上か、ほんの少し内側に唇（上下とも）があるのが理想の横顔だと言われています。

当院では、このEラインも「美しい横顔」の目安と考え、矯正治療の際の重要な診断基準としています。

それぞれの症状に合った適切な矯正治療を行うことで、横顔のバランスや美しさが実現できるように矯正治療の計画を立案します。バランスの取れた顔貌を実現することで、自然な笑顔も生まれます。

高橋矯正歯科医院では、Tweed philosophy（ツイード・フィロソフィー）に基づいた、「きれいな歯並び」「良好な咬み合わせ」「美しい横顔」「治療結果の長期安定性」の4つを治療の目的としています。

お子さまの小児矯正とは異なり、大人の矯正治療で問題になるのが歯周病です。矯正治療では、顎の骨に埋まっている歯の根っこを少しずつ動かして、歯並びを改善していきます。しかし歯周病があると、肝心の顎の骨が溶けてしまい、骨の量が少なくなっていることもあります。骨が少ないと歯の根元がしっかりと固定されないため、歯を動かすのが難しいだけでなく、治療後に後戻りするリスクが高くなるのです。

そこで歯周病のある患者さまの場合、まず歯周病の治療をして、お口の中の状況を改善する必要があります。重度の歯周病の歯は抜歯せざるを得ないことがありますが、歯周病に罹患した歯を抜いたために、矯正治療のために必要な歯の抜歯ができなくなるケースもあるのです。

矯正治療で歯並びがきれいになると、ブラッシングがしやすくなって、歯周病の予防につながるメリットもあります。歯周病の原因である、お口の中の歯垢（プラーク）や歯石に住み着いている細菌を除去しやすくなるからです。年齢が上がると歯周病になるリスクも高まるので、若いうちに矯正治療を行うことは、歯周病のリスクを下げることにもつながると言えるでしょう。

矯正治療をお考えの大人の方は、これまでの人生の中で歯並びに関するお悩みやコンプレックスに苦しんでこられた方が多いのかもしれません。そして大人になって経済的な余裕ができ、「今こそ美しい口元にしたい！」と思われるのもしれません。

当院では十分な時間をかけてカウンセリングを行い、患者さまそれぞれの気持ちにしっかりと寄り添ったうえで、何らかの「プラスα」をご提供できる治療を目指しています。

大人の矯正治療の場合、理想の歯並びを目指してご自分の意志で治療を開始するため、最後までモチベーションを保って自己管理できる方が多いのが特徴です。

矯正治療は一生に一度のものです。理想的な口元になれるように、当院としても患者さまが納得いただけるように進めてまいります。